店員を呼びたい!タイ語で呼びかける「すみません」の言い方を紹介。
レストランで注文が決まったから店員を呼びたい、お土産さんで店員にいくらか聞きたい、道でタクシーかトゥクトゥクを呼び止めたい、日本語なら「すみません」英語なら「Excuse me」だけど、はたしてタイ語ではなんて言えばいいか気になりますよね。
すぐに使える例文も交えてタイ語の「すみません」を紹介していきます。
タイ語の「すみません」
年上の人に対しては
ピー / พี่
年下の人に対しては
ノーン / น้อง
と言います。
実を言うと、タイ語で「すみません」と呼ぶ言い方は存在しないんです。
というのも「ピー」はお兄さん、お姉さん、という意味、「ノーン」は弟、妹といった意味を持っているからです。そのニュアンスで自分よりも歳上の人を呼ぶときに「ピー」、歳下の人を呼ぶときに「ノーン」と使います。
タイ語では呼びかける人の年齢によって「すみません」の言葉が変わるんです。
店員さんが自分よりも年上なのか年下なのか分からないことがあると思いますが、その時は「ノーン」を使っておけば間違いないです。
例文:すみません、注文をしたいです(お願いします)※歳上の人に
男性が言う場合
ピー クラップ サン アーハーン ドゥアイ クラップ
พี่ ครับ สั่งอาหารด้วย ครับ
女性が言う場合
ピー カ サン アーハーン ドゥアイ カ
พี่ ค่ะ สั่งอาหารด้วย ค่ะ
ここでは、サンアハーンドゥアイという言葉が新しく登場してきました。
[単語について]
サン สั่ง :注文する
アーハーン อาหาร :料理
ドゥアイ ด้วย : ~してください
例文:すみません、注文をしたいです(お願いします)※歳下の人に
男性が言う場合
ノーン クラップ サン アーハーン ドゥアイ クラップ
น้อง ครับ สั่งอาหารด้วย ครับ
女性が言う場合
ノーン カ サン アーハーン ドゥアイ カ
น้อง ค่ะ สั่งอาหารด้วย ค่ะ
明らかに歳上の人という以外はすべて、この「ノーン」を使うようにしましょう。
かなり歳下の人を呼ぶ「すみません」
自分よりかなり歳下の人を呼ぶ場合、「ルーク / ลูก」という言葉を使う場合もあります。
この言葉の意味は「息子」「娘」といった子供を表す言葉です。
おじいさんが若者に話しかける場合などに使われるなど、かなり歳下レベルの人にしか使われない表現です。
なので、店員さんには基本的には「ノーン」を使っておけば問題ないでしょう。
若い女性 (店員) を呼ぶ場合は注意が必要
日本でも女性に「おばさん」というのは失礼にあたりますよね。
タイでもそれは一緒で、特に若い女性は歳上の人を呼ぶときに使う「ピー」を嫌がる人が多いと聞きました。
それは「私そんなに老けて見えるの」と思うかららしいです。
だから自分よりも若い、または同世代くらいの女性店員には必ず「ノーン」を使うようにしましょう。
タイ語の「ごめんなさい」も「すみません」として使える!
ちなみに、どんな人やシチュエーションでも使える「すみません」に、タイ語でごめんなさいという言葉も使えるというのも覚えておくと便利です。
その場合は、ごめんなさい「コートーッ」を柔らかく言う表現で「ナ」をつけて
ごめんなさいね (すみません)
コートーッ ナ / ขอโทษ นะ
男性なら「コートーッナ クラップ」女性なら「コートーッナ カー」と使いましょう。
この「コートーッ ナ」という言葉は、店員を呼ぶときには使わないと言っているサイトも目にしますが、タイ人も普通に使っています。店員さんに注意を引きつけるときなんかに使うので覚えておきましょう。
まとめ
日本語と違って呼びかける相手によって使い分けるのが少し難しいですが、
レストランの店員さん、お店のスタッフを呼ぶときなど、基本的には「ノーン」を使っておけば問題ないでしょう。
ただし明らかに歳上の人に呼びかける場合は、「ピー」または「コートーッナ」を使います。
レストランで店員さんが出てこない、お店のスタッフが見当たらない時など、この言葉を使ってみてください。
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