【現地在住者がお勧め】タイで絶対買うべき美容グッズ・コスメ10選

タイの女性は美意識が高く、東南アジアの中でも美容大国として知られています。

そういった中で海外コスメの中でも最近ではタイコスメが注目されるようになりました。

タイコスメは同じ私たち日本人にとって肌に馴染みやすい製品も多く、コストパフォーマンスの高い製品がたくさんあるのです。

そこで今回はタイ在住者がおススメする、タイで絶対買うべき美容グッズとコスメをご紹介します。

タイ旅行の自分用・ばらまきお土産の参考にしていただけると嬉しいです。

【外せない】タイの定番の美容グッズ・コスメ5選

まずはタイのオススメコスメとして色々なところで紹介されている定番の美容製品の中でも、特にオススメしたい製品をご紹介します。

① レチンAクリーム

レチンAは、ビタミンA誘導体で肌の再生機能を助ける作用のある「トレチノイン」が0.05%配合されていて、お肌の代謝を促してシミやシワを改善する薬用クリームとして知られています。

日本ではレチンAと同成分の薬用クリームは皮膚科での処方箋がないと購入できませんが、ここタイでは薬局で10g150バーツ前後で購入できます。

ネットなどでは、「タイのシミ取りクリーム」として有名で、個人差はありますが、私自身が使った感想では、シワや皮膚のターンオーバーにとても効果がありました。

ほうれい線などの年齢の出やすいところに塗ると、ハリが出て少し若返った気分にさせてくれます。

しかし、レチンAは作用が強力なので長期間使っているとお肌に刺激を与えてしまいますので、使用には十分に気を付けるようにしてください。

② デラニン

デラニンは、『肌の漂白剤』と呼ばれるハイドロキノンと似た成分の「クイノール」が4%配合されている薬用クリームです。

ハイドロキノンは角質層の中にあるメラミンを除去する効果があるとして、世界的に有名な成分なのですが、日本では使用に注意が必要なため処方箋がないと購入できません

しかし、タイでは街の薬局で5g 180バーツ前後で購入することができます。

私自身、両頬の肝斑に長年悩まされていて、色々なシミ取りクリームや美白美容液を使ったのですが、まったく効果が出ませんでした。

ところが、「レチンA」と「デラニン」を合わせて使ってみたところ、3ヶ月ほどで肝斑が薄くなり、ほとんど目立たなくなったのです。

ただ、非常にレチンA、デラニン共に成分が強いため、人によっては肌が炎症を起こすこともあります。

使用されるときは必ずパッチテストを行い、十分に気を付けるようにしてください。

③ ヒルスカー

「ヒルスカー」は主に3種類あり、パッケージの色によって使い分けます。

タイでもメジャーなクリームなので、ドラッグストアやコンビニなどでどこでも購入することができます。

種類別では、傷跡やケロイドなどを消すのに効果があるのが、鮮やかなブルーと黄色のパッケージのタイプを使います。

ニキビ跡には白色のヒルスカー、ニキビや吹き出物ができた時には白地にモスグリーンのヒルスカーがおススメです。

値段も200バーツ前後と手頃で、ドラッグストアやセブンイレブンなどのコンビニでも購入できるので、お土産や自分用にもいかがでしょうか?

④ ポンズ フェイスパウダー

タイのコンビニやドラッグストアなどで気軽に購入できるポンズのフェイスパウダーは、粒子が細かく付け心地が抜群です。

こちらはタイ製で、日本でもお馴染みの「POND‘S」の製品では扱っていません。

「ポンズ フェイスパウダー」には、BBパウダーやピンク系とブルー系があるマジックパウダー、トーンアップパウダーなどの種類があります。

価格も30バーツ前後とかなり安く、私もマジックパウダーのピンク系とトーンアップパウダーと両方使っていますが、粉っぽくならず、顔のくすみが取れて、肌の色が明るくなりました。

また、手の平サイズなので持ち運びにも便利なのも嬉しいです。

⑤ パウチパックのコスメ

タイのコンビニやドラッグストアには数回使い切りの、日本で言う試供品のようなコスメがたくさんあります。

種類もクレンジング・洗顔・ローション・日焼け止めクリーム・美容液・パック・シャンプー・コンディショナーなどがあります。

また、ロレアルやポンズなどの日本でもお馴染みのブランドから、タイブランドあとタイでも人気の韓国ブランドのパウチコスメがあります。

このパウチコスメの優れているところは、1パックの量が小分けパックにしては多く、嬉しいことにフタまで付いているのです。

そのため、数回に分けて使うことができ、1パック15バーツ~50バーツ程なので、色んな種類を楽しんだり、バラまき用のお土産にもなります。

私はロレアルシリーズをたまに使いますが、1パックで1日1回の使用で5日くらい持ち、フタがあるので汚れも気になりません。

タイに来たときには是非試してもらいたいコスメです。

【タイ在住者は知っている】日本人が知らないタイの美容グッズ・コスメ5選!

次に、日本ではあまり有名ではないけれど、実は逸品のコスメ・美容グッズを5選ご紹介します。

⑥ 歯磨き粉・ツインロータス

タイの歯磨きでは、Amazonなどの通販で販売されている“恋する歯磨き粉”と言われている口臭予防の歯磨き粉「デンティス」は有名です。

デンティスはくせもなく、私たち日本人にとっても使いやすい歯磨き粉で、タイでは120バーツ前後で購入できます。

タイには、ハーブを使った歯磨き粉がたくさんあり、普通のチューブタイプからペースト状の練り歯磨きまで種類が豊富です。

その中でも、タイ王室にゆかりのあるタイ国立アパイプベート病院のハーブ製品開発プロジェクトで作られている「ツインロータス」の歯磨きは、ペーストの色はヨモギ色に近く、初め見た時は抵抗がありますが、使い続けているとその良さを実感できます。

まず、朝起きた時の口の中の嫌な感じがあまり感じなくなりました。

その他にも、歯垢やステインを落とす効果もあるので、ツインロータスの歯磨き粉を使ってから、虫歯知らずになったのです。

これだけ、効果があるのに150gで約50バーツ、30gで約15バーツと格安で、コストパフォーマンスの高い製品なので、是非お試しください。

⑦ ボディパウダ―

常夏の国タイは、東南アジア特有の湿気が多く蒸し暑い気候です。

そのため、肌がベトベトになりやすいため、タイの人たちは一日に何度も水浴びをして汗を流し、その後は大人から子どもまで必ずボディパウダーを付けます。

なぜ、水浴びの後にパウダーを付けるのか聞いてみると、パウダーを付けると肌がすべすべして気持ちがいいからだそうです。

ボディパウダーは大人用から子ども用、男性用から女性用までたくさんの種類があり、香りもフローラル系からウッディ系などバリエーションが豊富です。

また、サイズもジャンボサイズからカバンに入る携帯用のサイズもあります。

中には付けるとひんやりとクールダウンするボディパウダーもあり、付けるととても気持ち良いので、湿気の多い日本の夏にもピッタリです。

⑧ ココナッツオイル

日本でも一時期流行したココナッツオイルは、食べても良し、肌に塗っても良しの万能のオイルなのです。

ここでは、肌なのどのスキンケアで使うタイプのココナッツオイルをご紹介します。

タイはココナッツオイルの原料となるヤシの木がタイ国内に至る所にあり、質の良いココナッツオイルができることで有名です。

ココナッツオイルは、ビタミンEが豊富で、肌に塗るとすぐに浸透するのでベタつきにくく、肌の水分を閉じ込めてくれるので、潤いを与えてくれます。

そのため、マッサージオイルやクレンジングオイルとして使ったり、紫外線予防効果もあるので、髪の毛に塗ってヘアオイルとしても使用できます。

私自身も朝は化粧水を付ける前のブースター代わりに使い、ヘアオイル代わりに髪の毛にも付けます。

夜はメイク落としや、マッサージオイルとして全身に使っていますが、肌に付けた瞬間はオイルですので若干ベタ付きは感じますが、すぐに浸透してしっとりとした肌触りになり、使い心地は最高です。

ココナッツオイルを選ぶ際には、「Cold Press コールドプレス」と書かれているココナッツオイルを選ぶようにしましょう。

これは低温でゆっくりと時間をかけて圧搾してできたという意味で、風味や栄養素を失われていないオイルだからです。。

ただ注意点があり、ココナッツオイルは、気温が約24℃以下になると固まってしまいワックス状になります。

そのため、冬場の日本で使う時には注意が必要になります。

⑨ バタフライビー入りのヘアコート【Proton】

タイのホテルでチェックインする時に、ウエルカムドリンクとしてよく目にする鮮やかなブルーの飲み物を見たことがありますか?

これは英語で「バタフライピー」と呼ばれる鮮やかなブルーお花のお茶で、レモンを絞るとクエン酸が反応して薄い紫色に代わり、これもまた綺麗なのです。

タイ語で「アンチャン」と呼ばれるこの花には、女性にとって嬉しい効能がたくさんあるのです。

まず、目の疲れに効果があるポリフェノールの一種のアントシアニンがブルーベリーの4倍含まれていて、パソコンやスマホなどで酷使した眼精疲労を改善してくれます。

その他にも抗菌作用や血行促進・アンチエイジング効果も期待できると言われています。

特にタイでは、シャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどのヘアケア製品に使われていることが多く、昔はバタフライピーを付けた水で頭を洗っていたそうです。

「Proton」のヘアコートは、ひまわり種オイルにホホバオイルにバタフライピーの成分が入ったヘアコートで、ドライヤー前に付けると髪を保護してくれます。

価格の手の平サイズで45バーツとお得なので、ばらまきお土産などにも最適です。

バタフライピーはお茶だけなでなく、生の花を食することができるので、レストランの付け野菜として飾られていたり、色が鮮やかなのでバタフライピーのお茶で炊いたライスを出すレストランもあります。

バタフライピーは、日本では見ることはありませんが、タイにいると身近に感じる花です。

⑩ シーチャンのフェイスパウダー

タイのブランド「トランスルーセントパウダー」タイで一番売れているフェイスパウダーとして知られています。シーチャンは、1948年に漢方薬局から始まった、古くからあるコスメブランドです。

どんな肌のタイプの人でも使え、一年中暑いタイで肌のテカリや余分な皮脂を抑えて、長時間付けていても化粧崩れしないフェイスパウダーなのです。

そのうえ粒子が細かく、肌に馴染みやすいので、シワや毛穴を目立たなくする効果もあり、夏場の日本の湿気や暑さにも十分に使えるフェイスパウダーです。

コンビニやドラッグストアで気軽に買えて、お値段139バーツと格安ですので、いくつでも買って帰りたいフェイスパウダーです。

【番外編】あわせて買ったほうがいいもの

美容とは直接関係ないですが、タイのドラッグストアやコンビニなどに行ったら、合わせてこんなものも買ったほうがいいです。

ヤードム

タイに来て街中を歩くとタイの人たちが、「ヤードム」と言うタバコ一本ほどの大きさの、スティック状の物を鼻の穴に入れているのを良く目にします。

スティックの中にはアロマ成分のユーカリプスやメンソール・カンファ―などが配合されているオイルが入っていて、タイの人たちは頭痛や鼻づまりなどの時や、気分をリフレッシュさせたい時に使います。

値段も25バーツ前後で薬局やコンビニなどでも購入できるので、ばらまきお土産などに購入される方がたくさんいます。

タイでは普通にどこでもヤードムを鼻の穴に当てているところを見るので、特に違和感などがないですが、日本に帰って人前でヤードムを使うのに抵抗がある方にはおススメの使い方があるのです。

それは、ヤードムは上下にフタがあり、下のフタを外すとオイルが入っています。

これは補充用のオイルなのですが、頭をリフレッシュさせたい時などに、補充用オイルをこめかみや鼻の下に塗るとスーッとしてスッキリとした気分になります。

その他にも、マスクの中にオイルを付けたり、蚊などの虫刺されに塗ると痒みを抑える効果もあるのです。

また、ヤードムは形が同じでもいくつかのメーカーがあり、若干匂いが違いますので、お気に入りの匂いのヤードムを見つけるのも一つの楽しみです。

虫よけスプレー&クリーム

高温多湿のタイでは、一年を通じて蚊などの虫刺されに悩まされます。

また、タイはマラリアやデング熱やその他にも日本ではあまり知られていない、蚊によって媒介するウイルス感染症がいくつかあります。

そのため、虫刺されには気を付けなければなりません。

タイには、虫よけスプレーやローションが豊富で、ユーカリやレモングラスなどの天然のハーブを使ったタイプから南国独特の甘い香りの物まで、色々な種類があります。

また、サイズもカバンの中に入れても邪魔にならない携帯サイズや一回使い切りのパウチタイプの物まであり、価格も携帯サイズで40~60バーツ、使い切りのタイプで5バーツと格安です。

まとめ

以上が、タイに来たら買ったほうがいい美容グッズやコスメでした。

旅の思い出としても是非試してみてくださいね。

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