タイ在住3ヶ月の僕がタイ語を勉強してよかったメリットを7つお話します
「タイ語が話せて良かったことを知りたい」
「タイ語ができるとどんなメリットがあるか知りたい」
この記事はそんな方に向けて書いています。
外国語のなかでもタイ語を勉強してみたいって人は少ないですよね。周りを見渡してもほとんどいないんではないでしょうか。
僕もタイ語を勉強し始めてまだ3ヶ月のペーペーですが、いまだに「なんのためにタイ語やってるの?」と聞かれることが多いです。
「なんのため?」と聞かれたら、僕の場合はもともとタイが好きだったから「タイ人と話したい」とか「タイ人からモテたい」みたいな感じの答えをしてましたけど、「タイ語ってなんか役に立つの?」と聞かれたら、最初は「う~ん?」と答えが出てきませんでした。
ただタイ語を勉強しながら3ヶ月タイに住んでいると、少しでもタイ語が話せて良かったこと、メリットがけっこうありました。
そこで今回は、3ヶ月しかタイ語を勉強していない僕でも「タイ語やっといて良かった!」と感じたタイ語習得のメリットをお話しします。
これからタイ語を勉強をし始める方の参考になれば幸いです。
① タイ旅行が200%楽しめる
タイ語ができると一番メリットがあるのが、タイ旅行の楽しみが倍増することです。
これは単にタイ人とコミュケーションが取れるからという理由なんですが、タイ人と話せるだけでタイ旅行ってめちゃくちゃ楽しめるんです。
電車に乗り合わせたおばあちゃんに席を譲ったら「ありがとう」「旅行で来たの?」「私も日本が好きだよ」「楽しんでね」なんていう会話ができたり、
家族経営でやってるお店の子供と「何歳?」「名前は?」「アニメ好き?」とかいう話ができたり、旅行中なんでもない所で楽しく過ごすことができます。
またレストランや屋台では「おすすめは?」「辛くしないで」「どうやって食べるの?」みたいなことも聞けて失敗しないし、
隣りあったタイ人のお客さんと仲良くなってお互いの料理をシェアしたり、他によく行くローカルレストランを教えてもらったり、ガイドブックに載っていないお店も知ることができます。
それと、タイ語ができるだけでタイ人に褒められます。
英語が喋れても「英語ができてすごいね」なんて外国人に言われないけど、タイ語ができるとタイ人に「なんでタイ語が喋れるの?」なんて、けっこう驚かれます。
日本語ができる外国人に「日本語うまいね」と言う感じで、片言でもタイ語が喋れると「タイ語うまいね」って特別扱いされるんです。それだけでタイ語勉強しといて良かったと思えるくらい嬉しい瞬間です。
タイ語ができるとただ観光地を回るだけのタイ旅行ではなくなって、ガイドブックに載ってない場所を発掘できたり、何気ないタイ人との会話が楽しめるから、タイ旅行が200%以上楽しめるメリットがあります。
② ボッタクリにあいづらい
タイ語が少しでもできるとボッタクリにあいづらいというメリットがあります。
僕の経験のなかでは一番役に立つのはタクシーです。
バンコク中心部を走るタクシーはメーターを回さずに走り出して、到着したときに不当な金額を請求することが多いです。
あと行き先を告げたら運転手が「OK! 200バーツ」みたいに、明らかに距離とかけ離れた不当な金額を提示してきたりします。(タイの初乗りは35バーツです)
タイのタクシー運転手は英語が通じない人がほとんどです。だからタイ語が喋れないと向こうのいいようにやられてしまうんです。
それがタイ語が少しでもわかると、ボッタクリに合いづらくなります。
ちなみに8割の確率でメーターを使ってもらえるタイ語があります。
それは「パイไป」という単語。これは”行く”という意味のタイ語。
行き先を告げるときに「パイ + 行き先」を言うだけでほとんどのタクシーはメーターを使って走り出してくれます。
逆効果なのが”I want to go to 〜”とか無駄な英語を喋ること。
タイのタクシー運転手は英語をほぼ喋れません。だから英語で長ったらしく言っても通じないし、観光客とわかると足下を見られてボッタクってきます。
ただタイのタクシーはタイ人でさえもメーターを使ってくれなかったりします。
そういうタクシーでもタイ語が喋れると「メーターを使ってください」「じゃあ大丈夫です」「降ります」といった感じの対応ができるので、結局折れてくれてメーターを回してもらえることが多いです。
あとは市場とかお土産屋さんとかもタイ語ができるとメリットがあります。
タイの市場の商品は値札がついていないか、ついていても金額交渉するのが当たり前になっています。
そこでタイ語ができないと通常より高い金額でしか買えないんですが、タイ語が喋れてタイ語で値段交渉ができると通常より安い現地価格で買える可能性が格段に上がります。
③ しつこい勧誘に合いづらい
タイ語ができると客引きや勧誘が折れてくれるメリットもあります。
観光地や繁華街に行くと、お土産屋さんから飲食店、マッサージや夜遊びのお店など、必ず客引きや勧誘に合います。
それもかなりしつこいのが多くて、手を引っ張ってきたり、数十メートル追ってくる人も。
それがタイ語が喋れると客引きや勧誘も早々に諦めてくれるんです。
おそらく見た目がタイ人ではない=観光客、という感覚で客引きをしてるんだと思います。
だからタイ語で「大丈夫」「要らないです」と言うだけで大抵の客引きはすぐに別の人へシフトしてくれます。
④ タイ人にモテる
男の人にとっては一番のメリットかもしれませんが、タイ語でコミュニケーションが取れるだけでタイ人からモテます。
僕の場合はタイ語の単語をつなげるくらいしか話せない状態なんですけど、それでもまったくタイ語が喋れないときと比べてたら全然反応が違います。
ここに関しては男目線での話しかできないんですが、
たとえば男3人で夜遊びでクラブやバーへ行ってタイ人をナンパして飲んだときも、イケメンの友達がいるのにそっちには眼もくれず、女子みんなタイ語ができる僕としか話そうとしないんですよね。
モテるには見た目ではなくコミュニケーションってかなり大事だと痛感しました。
あとは友達とテーメーカフェに行ったときも、おとなしそうなタイ人の子とタイ語で会話してたら、向こうから「外へ飲みに行かない」なんて逆ナンされたこともあります。もちろんチップ無しで遊べました。
僕の友達はお金払って遊び行ってたので、僕だけタダで遊べたことにかなり嫉妬されました 笑
タイ語が少しでもできるとはっきり言ってタイ人にモテます。タイ人にモテたい、友達よりもいい思いしたいって人はタイ語を勉強するメリットはかなり大きいです。
⑤日本人からもすごいと言われる
タイ語が少しでも話せると、日本人からも「すごいね」と言われることが多いです。
日本だと「サワディー クラップ」「コップン クラップ」くらいのタイ語しか知らない人がほとんどなので、
それ以外の言葉を知ってるだけで「タイ語話せてすごいね」なんて言われることがしょっちゅうです。
たぶん日本だと外国語は英語くらいしか学んでこなかったから、耳慣れないタイ語を知ってるだけですごいっていう印象になるからかもしれません。
英語と比べて「すごい」のハードルがタイ語はかなり低いので、すごいと言われる一つの特技としてタイ語を勉強していくのもアリだと思います。
⑥英語にも役立つ
タイ語の文法の基礎は英語です。日本語とは違います。
S+V+O (主語+述語+目的語)という順番で基本的には喋るので、英語での会話の組み立て方にも役立ちます。
またタイではそのまま英語で通じる言葉もたくさんあるし、なかには英語がなまって変化したタイ語もたくさんあります。
それとタイで暮らしていてタイ人と会話してると、最初はタイ語だけなんだけど、英語混じりになったり、最後は英語だけになっちゃったりすることも。
これは若いタイ人は英語が喋れる人が多いので、タイ語で伝わらないところは英語で置き換えて喋ってくれるんです。
そうなると自然に英語の喋り方も覚えることができます。
タイ人とタイ語で喋ってると英語にも役立つメリットもあるんです。
⑦ 仕事にできる
タイ語ができると将来的には仕事に活かすことができます。
日本に来る外国人観光客のなかでもタイ人は世界で6番目に入っています。
それだけ訪日タイ人観光客が多いから、タイ人向けのインバウンド事業は需要があるということ。観光業ではタイ語ができるだけでかなり重宝されると思います。
また通訳や翻訳といった仕事もたくさんあって、英語と違ってできる人が少ないので報酬や給与は高めです。
タイの日系企業の駐在員や管理者としての仕事に就くこともできます。
タイの日系企業は大手企業が多いので給与もかなり高いです。タイなら生活費も安いので相当いい生活ができるんじゃないでしょうか。
またタイ語ができることで「タイ語+職業」といったふうに仕事のポジションを作ることができます。
たとえばタイ語のYoutuber。タイ語と日本語のバイリンガルのYoutuberになって言葉や文化などを発信していくのもアリだと思います。やり方次第ではタイ人と日本人両方の視聴者を稼げることもできます。
タイ語+動画編集で、タイ語ができる動画編集屋さんも稼げそうですね。
ホームページ制作ができる人なら、日本であれば訪日タイ人向けにサイトを作ったり、タイであれば日本語で日本人向けにサイトを作ったり、タイ語ができるホームページ制作屋さんというポジションを作ることができます。
タイ語はできる人が少ないので、話せるだけで仕事になることはかなりあると思います。
これからの仕事のことや生活のことを考えてみて、始めるメリットがある人は多いんではないでしょうか。
まとめ
僕はタイ語を勉強して3ヶ月足らずですが、これだけメリットがあったり感じることができました。
なのでタイ語やってみようかなと思ってるかたは、まず一歩踏み出して勉強を始めてみることをオススメします。
これからもタイ語の勉強を重ねていくので、また新しい「タイ語を勉強してよかったこと、メリット」があったら追記していきます。