タイ語の「お会計/お勘定お願いします」よく使う2つのフレーズを覚えよう。
「お会計お願いしますってタイ語でなんて言えばいんだろう?」
「慣れた感じでタイ語でお勘定お願いしますって言いたい」
この記事はそんな方のために向けて書いています。
実は、タイ語でお会計をお願いしますって言葉は全部で5つもあるってご存知でしょうか?
- ゲップグン
- チェックビン
- ゲップタン
- キッ(ト)グン
- キッ(ト)タン
でも全部覚える必要はありません。私がバンコクに住んでいた時も実際に使われてるフレーズはたった2つだけでした。
これから2つのフレーズの使い分けをお話ししますので、お会計の時に指でバッテンしてジェスチャーする方法を卒業したい方の参考になれば幸いです。
レストランなら「チェックビン」
観光客向けのお店だったり、英語が喋れる店員がいるレストラン・屋台の場合はこの言葉を使います。
チェッ(ク) ビン เช็กบิล
お会計という意味で使います。
英語でお会計という意味の「Check / bill」がなまったものから定着したタイ語です。
言い方は「チェッ(ク) ビン」とクをあまり発音しないようにすればネイティブな発音になります。
例文:お会計お願いします
チェッ(ク)ビン ドゥアイ クラップ/カー
เช็กบิล ด้วย ครับ/ค่ะ
[単語]
ドゥアイด้วย:〜してください
チェッ(ク)ビンのみでも通じるんですが、よく使われるのがドゥアイด้วยをつけたこの言い方です。
タイ人がよく使う言い方になります。なので「チェッ(ク) ドゥアイ カップ/カー」とフレーズごと覚えてしまったほうがいいですね。
屋台なら「ゲップタン」
英語が通じないお店や屋台の場合はこの言葉を使います。
ゲッ(プ)タンเก็บตังค์
[単語]
ゲッ(プ)เก็บ:片付ける,保管する
タンตังค์:お金
お金を片付ける=お会計,お勘定という意味になり、どちらかと言うと日本語でいう「お勘定で」というニュアンスに近いです。
またチェッ(ク)ビンと同様にタイ人はドゥアイをつけて「ゲッ(プ) タン ドゥアイ クラップ/カー」という言い方をします。
チェックビンとゲップタンの使い分け
バンコクに住んでみて思うのは、ほとんどのお店でチェッ(ク)ビンが通じます。
バンコク市内のお店はどこも観光客慣れしているのでローカルな屋台でもチェッ(ク)ビンが通じます。
基本的にはバンコク市内のお店や観光都市のお店だったら「チェッ(ク) ビン」を使っておけば間違いないです。
ただ田舎に行くと英語がまったく喋れない人がお店をやっていることが多いので、そのときは「ゲッ(プ) タン」を使うようにしています。
英語が喋れないタイ人のお店で「チェッ(ク)ビン」というのは、日本で言うなら田舎のラーメン屋で「チェックで」みたいな感じに言うのと同じ。
側からみたらちょっと間抜けに聞こえるし、英語がわからないタイ人には少し失礼に当たります。
だからお店に入ったときに英語がまったく喋れない感じだったら「ゲッ(プ)タン」を使ったほうがいいです。
逆に高級レストランで「ゲッ(プ)タン」を使うのはやめた方がいいです。「お勘定で」という場所ではないですからね。
タイでのお会計のルールとジェスチャー
日本では伝票を持ってレジでお会計しますが、タイでは高級レストランでも屋台でもお会計はテーブルチェックが基本です。
またお会計をしたい意思を示したい時は、日本だと手や指でバッテンするジェスチャーをしますが、ことタイでは違ったジェスチャーをします。
もし店内がガヤガヤして声が届かない場合はこの方法をやってみてください。2つ紹介します。
① スタッフと目を合わせて、空になったお皿を指して2〜3周円を描く
店員さんが遠くにいたりする場合はこのジェスチャーをします。
屋台とかでタイ人がやっているのをよく見かけますが、「もう終わりにします」という意味合いで使っているんだと思います。
② 人差し指と親指でペンを持って書く仕草をする
クレジットカードで支払う場合にはこのジェスチャーを使います。「カードでチェックします」という意味合いですね。
まとめ
「お会計お願いします」でよく使うタイ語は2つ。
レストランや屋台に英語が通じる人がいたら
チェックビン ドゥアイ クラップ/カー
全く英語が喋れない人しかいなかったら、
ゲップタン ドゥアイ クラップ/カー
と使い分けましょう。