コロナで乗客ガラガラ!ANA羽田-バンコク最新2020年搭乗記
今回はANAのエコノミークラスで行く羽田からバンコクへの搭乗記になります。
今回の搭乗はこの一言につきます「快適すぎ」。普段バンコクへは格安LCCばかりで行っていたので、久々に乗ったANAのフライトはエコノミークラスでもかなり快適でした!
東京-バンコク間を快適過ごしたい方、ANAのマイルが貯まっていて使い道を考えている方にはおすすめです!(逆に航空券にできるだけお金を使いたくない人はLCCよりも金額は上がるのでおすすめしません。)
また今回のフライトは、コロナウィルスの影響で日本でも外出の自粛要請が出されたり、諸外国でも日本人の入国禁止処置を出す国も出てきたりと、海外渡航に一番向いていない時期のど真ん中に行ってまいりました。いつもとは違う空港や飛行機の中の様子なども収めてあります。
それでは羽田空港の様子から過ごし方、飛行機内の様子など、スワンナプーム空港に着くまでを時系列に紹介します。
羽田発 11:00- スワンナプーム着16:15
羽田からバンコクへのANA便は1日4本。
今回は11:00-16:15の便を取りました。(フライト時間:7時間15分)
この航空券はクレジットカードのポイントをANAマイル交換して予約したんですが、予約した日というのが直前の1週間前。それでも予約できちゃった理由は、コロナの影響でキャンセルが大量に出たからでした。
コロナの影響による羽田空港の状況
そのコロナの影響は羽田空港に着くとはっきり分かりました。空港内にほとんどお客さんがいないんです。
朝のフライトのチェックインで人が集まる午前9時の段階でも人がガラガラ…
こんだけ空港に人がまったくいないのを目にするのは初めてでした。
ただ、こんな状況だからいつもなら必ず並ぶチェックインもスムーズにできたのはとても助かりました。
朝ごはんは空港で。羽田国際線ターミナルは飲食店だらけ!
出国カウンターの一つ上の階の4Fには「江戸小路」という名の飲食店街があります。
朝は何も食べないで来たので、ここで朝ごはんを食べるところを探しました。
かなりお腹が空いていたんですけど、1000円以上もする高級なご飯はもったいないし、カフェでコーヒーとパンというのも何だか物足りないと思い、
いろいろ探し回った挙句、吉野家の並盛りとお味噌汁に落ち着きました。
やっぱりみんな同じ考えなんでしょうね。飲食店の中では一番混んでました。外国人や女性客も多いので女性一人でも入りやすいです。
イミグレを通る前にはいろんな飲食店があります。
食べたいと思った料理ならなんでも食べられるんじゃないかと思うほど飲食店の数が多いです。
イミグレ通過後も飲食店はたくさんあります。
でも、イミグレ通過後の制限区域内も飲食店はたくさんあるのでご安心を。
※イミグレ通過後の飲食店
イミグレの前か後かで食事のタイミングを迷われてる際は参考にしてください。
※イミグレ通過後の飲食店
スマホのバッテリー・ケーブルなどの電化製品はイミグレ前に
スマホの充電器、ケーブルなど家に忘れた場合も大丈夫。飲食店と一緒の4Fフロアにビックカメラがあリます。旅行に必要な携帯品は一通り揃っているのでここで購入しましょう。
本屋、ドラッグストアはイミグレ通過後もあります
イミグレ通過後に「あっ、飛行機で読む本買うの忘れた」といった場合でも大丈夫です。制限区域内にも大きな本屋があります。また並列してドラッグストアもあります。タイの薬局で売っているか不安なものなんかはここでチェックしましょう。
羽田空港国際線 SKY LOUNGE(スカイラウンジ)で休憩
羽田空港の国際線ターミナルにはカフェや待合用の椅子もたくさんあるから、休憩場所には事欠きません。でもさらに快適にくつろぎたいならラウンジを利用するのがおすすめです。
羽田空港国際線のスカイラウンジ
このスカイラウンジは指定のゴールドカードを持っている方のみ利用できます。
利用可能カード会社:VJAグループ、JCB、Diners Club International、DC、UFJ、NICOS、MUFG、UC、SAISON、AMERICAN EXPRESS、JACCS、エポスカード
大体のカード会社のゴールドカードが使えますが、楽天カードのゴールドカードは使えませんの注意です。
制限区域内のスカイラウンジは3ヶ所あります。一つはイミグレ通過後の目の前にあるエスカレーターを登ったところ。
もう二つは右端か左端のほうに一つずつあります。
今回使ったラウンジはイミグレ通過後に右に向かうとあるスカイラウンジ。(SKY LOUNGE SOUTH)
受付を済ませてエレベーターで一つ下に降りると、広々としたラウンジスペースがあります。ソファーがフカフカで気持ち良いです。
電源やUSBポートがあるので充電やPC作業も可能。
雑誌や新聞も豊富に揃えてあって、テレビも2台あるからボーッと過ごすのもあり。
飲み物はフリードリンクです。お水、お茶、ジュース、コーヒー、紅茶などが揃っています。アルコールと食事はありません。
ワンランク上のTIATラウンジは一部のカードのみ
ちなみに、ゴールドカードを使えるラウンジはもう一つあって、TIATラウンジというのがあります。ここはソフトドリンク以外に、アルコール飲み放題、豊富な料理も食べ放題、デザートもあり、しかも広いといった、スカイラウンジよりもワンランク上の快適なラウンジになっています。ただ、使えるカードが限られています。
- ラグジュアリーカード
- エムアイカード ゴールド
- 高級車レクサスのオーナー限定のレクサスカード
- ポルシェの保有者限定のポルシェカード
- TS CUBIC CARD
- マンチェスターユナイテッドカードGOLD
- ドルトムントカードGOLD
羽田空港にはプライオリティカードが使えるラウンジがない
世界中の空港ラウンジが利用できる共通カード、プライオリティカードが使えるラウンジが羽田空港にはないんです。
これけっこう残念ですよね。羽田の国際線がどんどん増えているのに未だにないという。
プライオリティカードが欲しいがために楽天プレミアムカードを作ったのに…という方も多いと思いますが、残念。帰りのスワンナプーム空港にはプライオリティカードが使えるラウンジがたくさんあるので帰りまで楽しみはとっておきましょう。
ANA羽田-バンコクの飛行機の過ごし方レビュー
出発30分前の搭乗時間。いつもなら長蛇の列をなす搭乗口もガラガラでした。
飛行機内に入ってもびっくり。人全然いない。搭乗率5%くらいでしょうか。ほぼ貸切状態のような感じ。
乗客とCAの人数が一緒くらいといったら言い過ぎですが、乗客が少ないのもあってCAさんも名前で呼んでくれたり。プレミアムエコノミーやビジネスクラスの乗客は一人もいないのもあって、サービスはエコノミークラスがもうビジネスクラスクオリティーでした。
エコノミークラスでも席が広い!
LCCばっかり乗ってると感覚がマヒしますね。エコノミークラスの席がとても広く感じました。私は身長188cmあるんですけど、普通に座っても膝が前の席にぶつからない。
自然に足も組めるくらい広いスペースがあります。
実を言うと、ほんとは事前に席を予約して非常口の席を取ったんです。足が伸ばせるから。
でもCAさんも向かい合って私と過ごすの気まずそうだったので、離陸後に席をチェンジしました。
離陸30分後にドリンクとスープの提供
離陸して30分経つと飲み物が出されます。最近LCCばっかり乗っていたのでこれがもう感動(笑)。だってビールも飲み放題ですからね。
ただ、CAさんにぐうたら中年オヤジと思われたくなくて変なプライドでお酒は頼まずオレンジジュースを注文(笑)。
その後間髪入れずに野菜スープの案内が回ってきたので、それも頼むことに。この野菜スープがめちゃんこ美味しい!このフライト中に3杯もお代わりするくらいハマってしまいました。
離陸1時間後に機内食が提供されます
メインが「チキンの照り焼き」みたいなのと「シーフードのトマト煮」が選べて、今回はシーフードのトマト煮を選びました。
ジャーン!
けっこうなボリュームです。サラダ、蒸し鶏と豆の和え物、助六寿司、枝豆、煮物、クラッカーとKiriチーズ、そしてシーフードのトマト煮に焼き野菜が乗っかったサフランライスと2杯目のスープ。
以前ノックスクートに乗ったとき1000円近い金額で買ったちっぽけなプレートご飯と大違い!
ただ副菜が全体的に冷たいので、合わせる飲み物はビールではなくてスープがおすすめです。あったかいし美味しいので。
食事の途中になるとハーゲンダッツのアイスもくれました。機内食は大満足の内容でした。全部美味しい。
お腹が膨れたところでちょっとウトウト。仮眠します。
エンターテイメントがあって暇つぶしに飽きない!楽しい!
羽田からバンコクまでのフライト時間は6時間半。仮眠を1〜2時間してもまだまだ時間があります。
LCCの場合、この時間は読書するかU-NEXTにダウンロードしておいた映画を観るしかできませんでしたが、ANAの飛行機ではシートモニターのエンターテイメントが楽しめます。
比較的最新の映画からドラマ、アニメ、バラエティ、世界のニュース番組、また音楽が聞けたり、ブラックジャックといったカジノゲーム、子供も楽しめるゲームなどが充実。
今回は映画「ジョーカー」を見ることに。映画館で上映されてたときに見ようと思ったけど見れずじまいだったんでちょうど良かったです。
Wifiは使えるけど有料
機内に「ANA Wifi」と書いてあったんで「おっさすがANA!Wifi使えるじゃん」と思ったんですが、有料でした。
30分で7ドル(約730円)〜。wifi使えたら便利だなと思っただけですぐに使う必要もなかったことと、実際の速度がどんなものなのか分からなかったので、今回は使いませんでした。
到着1時間前に軽食(パン)と飲み物が提供
映画が見終わって少し経ったら、惣菜パンが配られました。
ちょうど小腹も空いたときにもらえたので、この細かなサービスに感動しました。また到着30分前にはキャンディもくれました。
予定時刻よりも1時間も早く到着!
到着予定時刻はバンコクの時間で16:15だったんですけど、1時間も早く15:20に到着しました。
こんだけ飛行機が早く着いたのって生まれて初めての経験。空路や滑走路の混雑がなかったからかもしれません。
まとめ
今回の搭乗は、とにかく快適すぎました。
大手航空会社の飛行機は久しぶりに乗ったこと、しかも久しぶりに乗ったレガシーキャリアが世界最高評価5スターの航空会社に7年連続認定されているANAだったこと、コロナで人が全然いなかったことなど、自分史上最高の東京-バンコクのフライトになりました。
LCCよりも金額は少し張りますが、なんというか乗客の質もLCCと違うなと感じました(乗客のマナーが良い)
ANAのマイルが貯まっている方、LCCの狭さにストレスがたまる方、飛行機内を快適に過ごしたい方、におすすめです。