タイ(海外)でSIMカードを買ってiPhoneが使えるようになるまで。
タイでSIMカードを買ってiPhoneを使えるようにする方法は実は本当にカンタンです。やることは一つ、iPhoneのSIMロックを解除するだけ。「そもそもSIMカードって何?」っていう状態の人でもカンタンにできます。
今回はタイでSIMカードを買ってiPhoneを使えるようになるまでの方法を解説していきます。
タイのSIMカードは安い!
タイ旅行中も今持っているiPhoneを使いたいなら、一番安い方法なのがタイのデータ通信が使えるSIMカードを買うことです。安いプランだと7日間で199バーツ(約665円)で利用できるんです。1日あたり100円以下。
レンタルwifiだと1日1000円、プラスで保障パックとか加入するとそれ以上の金額になってしまいます。レンタルwifiだけでタイ旅行中(5日間)に5000円以上もかかってしまうのに対して、SIMカードなら約1/10のお金で済むんです。タイ旅行で無駄なお金を使いたくないならSIMカードの購入は絶対です!
タイでSIMカードを買ってiPhoneを使うまでの手順
たぶん「SIMカードってなに?」の状態の人、初めてSIMカードを買うって人がほとんどだと思うので、手順を一から解説していきます。
① iPhoneのSIMロックを解除
まずはiPhoneのSIMロックを解除します。これは必ず日本にいる間にやっておかないといけない作業です。
SIMロックとは:他のキャリア、ドコモ、KDDI、ソフトバンクで使えないようにする制限のこと。購入後100日以上で解除ができるようになります。
SIMロック解除の方法は3つあるんですが、
- キャリアの販売店で手続き
- 電話で申し込み
- インターネットで手続き
おすすめの方法は「インターネットで手続き」する方法です。販売店や電話での手続きだと手数料が3000円も取られて時間もかかってしまうのに対してネットなら無料、しかもすぐに終わります。
それにネットでSIMロック解除する方法は本当にカンタンです。(今回はソフトバンクのiPhoneを例に手順を紹介します)
SIMロックの解除方法 (ソフトバンクのiPhone)
My SoftBankにログインして、契約確認をクリック。
下の方にスクロールしていって、関連メニューの「SIMロック解除手続き」をクリック。
説明書き・注意事項の下に「IMEI番号」の入力画面があるので入力。
※ IMEI番号はiPhoneの[設定]→[一般]→[情報]で確認ができます。
「IMEI番号」の入力をしたら、次の画面で「解除手続きをする」をクリック。
これでSIMロック解除手続きが完了です。
基本的にiPhoneならドコモもKDDIも手順は一緒です。
ただそれぞれの管理画面上の違いはあるので、もし不安な方はこちらのサイトを参考にしてください。
iPhoneのSIMロック解除はバンコクでも有料でやってくれるお店があったりします。ただiPhoneのシステムいじったり別の方法で対応されて危険なので、必ず日本でやっておいてください。
② バンコクの空港でSIMカードを購入
バンコクの空港(ドンムアン、スワンナプーム)に着くと、到着フロアにはタイの通信事業者のSIMカード屋さんがあります。
- 緑のAIS
- 赤のtrue move
- 青のdtac
それぞれのお店ごとにSIMカードのプランがあるので、期間や値段を見て自分に合ったプランを見つけます。(どこの通信事業者もプランや金額はほぼ一緒ですが、速度や安定さの面でAISが個人的におすすめです)
※写真はtrue moveのメニュー表です。
もし1週間以内の短期旅行でこのメニュー表で選ぶとするなら、8日間で299バーツのプランです。なんでかって言うとオレンジ色の7日間200バーツは速度が最大4mbしか出ないからです。いま使っているiPhoneと同じ速度の4G回線を使うなら、8日間の299バーツを選んだほうがネット速度のストレスを感じることがないのでおすすめです。
メニュー表にあるプランを決めたら、お金とパスポート、それとiPhoneを渡します。渡したら後はその受付の人がタイで使えるSIMカードを差し替えてネットを使えるようにしてくれます。
渡す前に確認!初めてSIMカードの差し替えが行なう場合、Apple IDとパスワードを入力する必要があります。(iPhoneのアクティベーションロックという安全機能があるため)忘れてる人は必ず確認しておくかメモっておいてください。
ものの数分の作業で、タイのSIMカードに差し替えられたiPhoneと、もともと入っていた日本のキャリアのSIMカードが渡されます。
これで完了。タイ国内でiPhoneでネットが使えるようになります。
③ 日本に帰国したら、SIMカードを差し替える
日本に帰国したらSIMカードを差し替えなければなりません。SIMカードの差し替えにはピンが必要です。
こういうやつ。
このピンの先端をiPhoneの横にある小さい穴に差し込むと「シャキン」とSIMトレイが出てくるので、SIMトレイに乗ったSIMカードを差し替えて再び入れると通常通りに使えるようになります。
ピンがない場合は、安全ピン、クリップの先端、画びょう、シャーペンの先端などでも代用できます。ちなみに羽田空港や成田空港の到着フロアのドコモやソフトバンクといったキャリアのブースに行けばピンが売っています(250円)。
日本でネット購入すればSIMカードがさらに安い
タイの空港や街中のSIMカード屋さんでも十分安いんですが、日本ならタイのSIMカードをもっと安い値段で買うことができます。
Amazonだと8日間分のSIMカード(100分無料通話付)が458円とかで売っています。空港内のショップの最安値プランは7日間で約665円(199バーツ)だから、2〜3割も安いんです。
でも、SIMカードを差し替えた後の設定とかよく分からない…
という心配をする人もいると思いますが、大丈夫です!設定とかする必要はありません。iPhoneのSIMロックを解除しておいてSIMカードを差し替えるだけですぐに使えます。。
これまでの内容を参考にして
① iPhoneのSIMロック解除
② SIMカードの差し替え
これが自分でできるようなら、SIMカードを事前にネットで購入したほうが断然安上がりです。
まとめ
いかがでしたか?
SIMカードっ何?どこで契約するの?自分のiPhoneは使える?とか色々疑問だらけだと思いますが、やることは一つだけで「iPhoneのSIMロックを解除するだけ」です。あとはタイの空港のSIMカード屋さんにiPhoneを渡せば、全部やってくれます。カンタンですよね(^ ^)
日本に帰国したら再度SIMを入れ替える必要があるので、SIMの交換ピンを買うか、100円ショップでも売っているクリップを財布に入れておくと良いですね。