[失敗談あり]タイのコンセントの形と電圧の違い(日本の家電を使う方法)

初めてタイに旅行へ行く準備をしていると…

海外ではコンセントの形が違う!

日本の製品をそのまま使うと壊れる。

と、旅行ガイドをしている友達が教えてくれました。

タイのコンセントの形や電圧については旅行前に知っておきたい情報ですね。

初めての海外旅行「タイ」に行く前に、私が実際に調べたことや、現地でのコンセント事情をご紹介します。

タイのコンセントは4種類(A、B、B3、C)ある

タイのコンセント形状

Aタイプ:日本と同じ形状で、細長い2つ穴のコンセント

Bタイプ:丸い形で2つ穴のコンセント

B3タイプ:丸い形で3つ穴のコンセント

Cタイプ:Bタイプよりも少し細い丸形の2つ穴のコンセント

最近は、タイ国内で売られている電化製品のプラグの形状は、A・B・Cが入り混じっています。

そのため、受けて側であるコンセントは、4種類のプラグ全て使用できるタイプが主流になっています。

ほとんどのタイのホテルでは、日本のAタイプのコンセントがそのまま差せます

バンコクだけでなくプーケットやサムイ、チェンマイなどのタイ国内観光地でも主要なホテルや住居では、日本と同じAタイプもそのまま利用できるB3タイプがほとんどです。

タイ旅行に変換プラグは必要ないと思って大丈夫です。

ちなみに変換プラグはこんなやつです。

よっぽど古いホテルじゃない限り必要ありません。

日本のAタイプコンセントは差せるけど、電圧が違う。

コンセントの形状はそのまま差せますが、電圧は日本と違います。

タイは220V(50Hz)なので、日本の電圧(100V)の2倍です。

コンセントの形はそのまま挿せるからといって、確認せずに差し込んでしまうと電化製品は簡単に壊れてしまいます。

対応できる電圧は各電化製品に書いてあるので、旅行準備中には持って行く電化製品の対応電圧を確認しておきましょう。

パソコン、iPhone (スマホ)、カメラは充電OK!

パソコン、iPhone(スマホなど)、カメラなどは、グローバル対応のものが多いので「100-240V」と記載されている物がほとんどです。

※写真はMacの電源アダプター。apple製品は問題なしです。

100-240V」とは、この間の電圧なら使えるという表示です。

タイのコンセントの電圧は220Vなので、この表示があれば問題なく使えます。

ドライヤー(ヘアアイロン)は要確認

女性であれは、海外のホテルはドライヤーが用意されていないことも多いので、日本から持って行ったドライヤーやヘアアイロンが使えるかも心配です。

グローバル対応のドライヤーであれば 「100-240V」と幅広い電圧で利用できますが、通常日本で売られているドライヤーは100Vしか対応していない物がほとんどです。

もしドライヤーを持っていくなら電圧の確認は必ずしておきましょう。

その他にも電化製品を持っていくのであれば、準備するときに電圧表示の確認はマストです。

電圧が対応していない時には変圧器が必要です

電圧がグローバル対応になっていない電化製品を持って行きたい場合には、変圧器を持って行く必要があります。

変圧器は200Vの電気を100Vに変えることができます。

100Vしか対応できない電化製品でも、変圧器を利用することでタイでもそのまま利用できるようになります。

変圧器は、一般的な中規模以上のホテルや、外国人の観光客が泊まるホテルでは、変圧器の貸出をしてくれるところが多いように思います。(有料の場合もあり)

またデパートやホームセンターのようなお店でタイでも購入することができます。

ただ、探すのに時間がかかるので日本で購入していった方が安心です。

私の失敗談 ~電圧の確認ミス~

タイ旅行中に、ホテルの部屋で好きな音楽を聞こうと思い、日本から持って行ったお気に入りのスピーカーをコンセントに差し込んだら、バチっと音がしてスピーカーが壊れてしまった経験があります。

スピーカーはグローバル対応しているだろうと勝手な思い込みで疑いもせず、そのまま使ってしまいスピーカーは電源すら入らなくなりました。

気に入っていたので諦めきれずに慌ててコンセントを抜いて、日本まで持ち帰って再度試しましたが、やはり壊れたまま。

それ以降は、旅行に持って行く電化製品は準備前に確認するようになり、念のために小型の変圧器を必ず持って行くようにしています。

タイ旅行に持っていくと便利なもの

コンセントと電圧の他に、マストではないですがあると便利な物をご紹介します。

タイのホテルでは、部屋の中にコンセントが少なかったり、使いづらい場所にコンセントがあったりすることが多いです。

そのため、1つのコンセントでも有効活用するために、複数のコンセントが付いている「延長コード」があるとすごく便利です。

※写真はバンコクのスーパー(TESCO)で売っている延長コード

私も友達とプーケットに旅行に行ったのですが、部屋の中にコンセントが2カ所しかなくてスマホの充電とカメラの充電を順番にしないといかなくてとても不便でした。

また、「コンセントがテレビの裏にしかない。」「洗面所にしかない。」という不便なことはタイではよくあることです。

複数コンセントの延長コードはタイのスーパーマーケットなどで気軽に購入できるので、長期滞在する場合には準備しておくと便利です。

ちなみに日本で売っている100均の延長コードでも、海外の電圧にも対応しています。

ダイソーなんかで100円で買っておくと便利です。

まとめ:日本の家電を持っていくなら電圧だけしっかり確認を!

タイのコンセントは日本の家電のAタイプコンセントも差せますが、電圧が高いので物によっては壊れてしまいます。

パソコン、iPhone、スマホ、カメラとかはほとんど大丈夫ですが、

ドライヤーやヘアアイロン、その他日本で買った電化製品は電圧を確認してください。

もし電圧が対応していない家電製品を持っていく場合は、変圧器を事前に買っておくか、ホテルで貸出をしていないか確認してみてください。

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