初めてでも安心!とっても簡単なバンコクからパタヤへのバスの行き方。
バンコクからパタヤへの行き方で、一番おすすめの方法はバスです。
タクシーや電車で行くといった方法もありますが、それに比べてバスなら安いし、本数も多いし、行き方もとっても簡単だからです。
今回はバンコク市内-パタヤまでの行き方だけではなく、パタヤのバスターミナルに着いてからパタヤ中心部への行き方も紹介しています。
「初めてパタヤへ行くんだけど、ちょっと不安…」という方がこれを見て一発で分かる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
記事の最後には、バンコク-パタヤ間のバス旅を快適に過ごすための方法も追記しました。
※空港から直接パタヤへ行く方法については別記事を参考にしてください。
バスターミナルはBTSエカマイ駅のそば
バンコク市内からパタヤへのバスは、BTSエカマイ駅のバスターミナルからバスが出ています。
エカマイ駅では2番出口から出ます。
2番出口の階段を降り切ったら、その道をUターンして反対方向に歩いて行きます。
すると1〜2分でバスターミナルが見えてきます。
これがバスターミナルです。パタヤだけではなく他主要都市、観光地行きのバスがここから発着しています。
バスの料金は119バーツ(約408円)
着いたらまずはチケットを買います。チケットは予約販売はありません。窓口での当日販売のみです。チケット売り場は一番端っこ。入り口手前の28番窓口。でっかく「PATTAYA」と書いてあるので、すぐ分かると思います。
バスの料金は119バーツ(約408円)です。かなり安いです。
ちなみにバンコクからパタヤまでタクシーで行くとしたら、1500バーツ〜2000バーツ(約5164円〜6871円)も掛かるので、バスがどんだけ安いか分かりますよね。
ちなみに余談ですが、バスターミナルにはロットゥーというミニバンが止まってあり、「パタヤ〜パタヤ〜」と案内している人がいます。
これでもパタヤへは行けますがおすすめはしません。一人100バーツほどですが、分かりにくい、車内は狭い、タイ人の利用が多く混雑します。またタイ語が理解できないと乗るにはハードルが高いので、初めての人は迷わずバスで行きましょう。
バスのチケットはこんな感じ。出発時間と座席番号が書いてあります。
バスの時間は始発5:00〜最終23:00まで
エカマイのバスステーションからパタヤへのバスは、始発は5時〜終バスは23時まで出ています。ちなみに時刻表はなく、30分おきの間隔で出ています。
9:30、10:00、10:30、、、という感じです。
バンコクからパタヤへのバスの移動時間は2時間〜2時間半なので、何時頃パタヤに到着したいかを逆算してバスに乗る時間を調整しましょう。
バス乗り場には売店がたくさん。
ジュースやお菓子、カップラーメンや軽食が売っています。バス内でも食べれるものが揃っています。ちなみにお酒やタバコは売っていません。これはバス内ではお酒やタバコはNGだからです。
また、しっかりご飯を食べたいという場合はバスステーション近くに食堂もあります。
私は朝ごはん抜きだったのでここでご飯を食べました。おかずを選んでご飯にかけるいわゆるぶっかけ飯。45バーツでした。
バス乗り場のトイレは無料です。ただし、ティッシュを使う場合は5バーツ必要です。
バスターミナルというとイメージでは汚いイメージでしたが、トイレは意外にも清潔でキレイです。
ちなみにバス内にはトイレはありません。2時間〜2時間半の移動で、バス内はエアコンも効いています。事前にトイレは済ませておくと安心です。
パタヤ行きのバスは一番手前の①番乗り場。
バス乗り場の一番手前の1番乗り場がパタヤ行きバスです。バスにも出発時間と「PATTAYA」と書いてあるのですぐに分かります。(たまに1番乗り場ではない場合もあるそうなので、ちょっとでも不安があれば「パイ パタヤ? ※ パタヤ 行く?」と聞いてみると良いです)
大きいスーツケースを預けるには有料(20バーツ)
そして出発時間の10分前くらいになると、バスの前に立っている人がアナウンスを始めます。「パタヤー…以下タイ語」と。ここでバスに乗り込みます。
ここで大きい荷物は預けることもできます。ただし大きい荷物は有料になります(20バーツ)。機内へ持ち込みできるサイズ、またはそれよりちょっと大きいくらいなら無料なんですが、どのくらいの大きさから有料になるのかはちょっと分かりません。なので大きい荷物がある際は、一応20バーツは用意しておくと安心です。
座席番号は背面に書いてるから注意!
バスに乗り込んだら、チケットに書いてある座席番号をもとに自分の座席を探します。
座席はすべて指定席。チケットに書いてある座席番号をもとに自分の座席を探すんですが、ここで注意点。座席番号は自分が座る席の背面に書いてあるので、いちいち後ろをのぞき込む必要があります。
前の席から数えて1、2、3、4、と番号が振られているので前の席の人は分かりやすいですが、後ろの席のほうになるとどこが自分の席か分かりづらいので、席の後ろをのぞきこんでしっかり確認しましょう。
座席は不快になるほどの狭さではありません。
私は188cmあって足も長いんですが、窮屈になるほどの狭さではありませんでした。
日本の長距離バスと変わらないくらいの広さはあります。手荷物は抱きかかえるか、足元に置きます。
バスの出発時間は正確。エアコンも快適!
30分おきの等間隔にバスが出ているためか出発時間は正確です。10:00ぴったりに出発しました。
そしてバス内のエアコン温度は快適でした。
タイの電車や屋内施設は冷房が効きすぎて寒いところがほとんどですが、このバス内は寒くなく、かといって暑くなく快適な温度でした。日本人の女性の方も何人も乗っていましたが、ノースリーブやホットパンツ姿の人もいて、上着を着ている人はいませんでした。
バスの運転は荒い (笑)
エカマイのバスターミナルを出発して、バンコク市内の下道はバンコク特有の渋滞でノロノロ運転ですが、高速道路に入ると一変!先行く車をどんどん追い抜きます。遅い車には後ろからあおるほど(笑)。
下道の渋滞でロスした時間を取り戻すべく速度を上げて走っているんでしょうが、バスがあおり運転とは。タイだから許されるんでしょう(笑)
バンコクーパタヤ、走行時間は2時間16分。
10時に出発して、着いたのは12時16分でした。
昨日寝不足だったのとバス内が快適だったので途中寝てしまったので「あっという間に着いた」という感じです。ちなみにバンコク市内からパタヤまでは120km。日本でいうところの東京-山梨間くらいの距離があるんですが、長距離のバス移動で疲れたということはなかったです。
パタヤのバスターミナルからのパタヤ中心部への行き方
パタヤのバスターミナルからパタヤの中心部へは少し距離があるので(歩くと40〜50分はかかります)何かしら乗り物に乗る必要があります。
パタヤのバスターミナルからパタヤ中心部へ行く方法は、
- ソンテウ(乗り合いタクシー)
- バイタク
- タクシー
3つの方法がありますが、一番のおすすめはソンテウです。小型トラックの荷台を改造したような乗り物です。
おすすめの理由は、すぐに乗れる、安い、ぼったくりなし、荷物があってもOK、降りたいところで降りれるからです。ソンテウはバスターミナル内に何台も止まっています。
ソンテウの乗り方はタクシーと一緒で、ソンテウの前に立っている受付の人に行き先を告げて乗り込むだけ。ホテル名、ビーチサイド、デパート名など、行く先はパタヤの中心地ならどこでもOKで連れていってくれます。もし自分が泊まるホテル名を分かってくれない場合は、その周りにあるデパートや有名ホテルの名前を告げると良いでしょう。
料金は一律で50バーツ(約171円)です。バスターミナルでは前払いで、乗り込むと料金を回収しにくるのでお金を用意しておきましょう。お釣りが出ても大丈夫です。
ソンテウ内は10人くらいが乗り合います。満員にならないと出発しないので、乗ったらできるだけ奥に詰めて座りましょう。
パタヤ中心部のビーチロードまでは15分くらい
15分ほどでパタヤ中心部のビーチロードに到着します。そこから各々の乗客たちの行き先へ向かっていきます。
運転手さんは出発前に行き先を分かっているので正確に送り届けてくれますが、乗客本人が降りる場所を分かっていないと止まってもすぐに走り出してしまいます。
そのため降りるときは頭上にあるベルを鳴らしましょう。押すと非常ベルみたいな音がして、運転手に「ここで降ります」と告げる合図になります。
ホテルの場所がよくわからない、ホテルの場所を過ぎてしまった、ビーチサイドだしここで降りたい、などといった場合は、ベルを押して途中下車しましょう。
パタヤ中心部へ到着!エカマイから約2時間40分。
エカマイのバスターミナル出発が、10時。
パタヤのバスターミナルに到着が、12時16分。
ソンテウに乗り込んで出発したのが、12時25分。
パタヤ中心部のビーチロード到着したのが、12時40分。
今回、エカマイのバスターミナルを出発してからパタヤ中心部までの所要時間は、約2時間40分でした。けっこうスムーズにいったらこんな感じで着くと思います。
ただし、パタヤ中心部への到着時間は道路状況により遅れることもあります。バンコク市内-パタヤへの移動時間は約3時間は見ておけば間違いないでしょう。
追記:バス旅を快適にするならバスの席を指定しよう!
バンコク → パタヤへのバスの席は指定することができます!
通常はチケットを買った順番に席が前から割り振られてしまうんですが、チケットを買うときに空席の番号を告げれば席を指定することができるんです。
※チケット窓口にあるモニター。画面右のブルーの部分が空席で、番号が書いてあります。
席は前から自動的に埋まっていくので、後ろの席のほうは空いています。
後ろの席の人は1人で2席使っている人もけっこういたので、隣席を気にせず広々快適に過ごしたい方は迷わず座席を指定することをお勧めします!
まとめ
バンコク市内からのパタヤへの移動は、BTSエカマイ駅のバスターミナルからバスが出ています。案内も大きく書いてあるので初めて利用する方でもとても簡単です。
またパタヤに着いたらソンテウに乗って降りたい場所でベルを鳴らせば、目的地はもうすぐそこ。楽しいパタヤ旅行をお過ごしください!