[インスタ映え確実]バンコクのナイトマーケット「タラートロットファイラチャダー」への行き方。

バンコクでインスタ映えするナイトマーケットと言えば「タラートロットファイラチャダーตลาดนัดรถไฟรัชดา」です。

2015年1月にオープンしたばかりの新しいナイトマーケットで、もともとはタイの若者に人気のナイトマーケットだったんですが、MRT(地下鉄)から近くてアクセスが良いことや、上から見る光景がインスタ映え確実!と世界中の観光客から注目されはじめて、今ではバンコクで一番人気のナイトマーケットとも言われています。

今回は、カラフルなテントの屋根が見えるインスタ映えスポットへの行き方から、実際のナイトマーケットの中はどうなっているのか紹介していきます。

最寄り駅はMRT「タイ文化センター駅」

英表記で書くとMRT「Thailand Cultural Centre Station」です。

ちなみにタイ語ではまったく違う駅名です。タイ語で書くとMRT「ศูนย์วัฒนธรรมแห่งประเทศไทย」です。読み方は「スーン ワッ タ ナー タム ヘン プラ テート タイ」。

名前が違うから注意と思いきや、駅員さんには「タイカルチャーセンター」で通じますのでご安心を。

ちなみにタクシーで行くという方法もありますが、おすすめはしません。それはタクシーの運転手がこの市場のことを知らないということが多いのと、渋滞がひどいからです。特に夕方から夜にかけてのバンコク市内の渋滞は特にひどいので、どうしてもタクシーが良いという場合を除いて電車で行くほうが良いでしょう。

といっても、そもそもタイ文化センターにどうやって行けばいいの?という方も多いと思いますので、一番利用者が多いであろうBTS(スカイトレイン)からの行き方を紹介します。

BTSからの行き方

まずBTSアソーク駅で降ります。

アソーク駅の3番出口に向かいます。

そうすると「M」のマークのMRT乗り場の案内が出てきますので矢印の方向へ。

エスカレーターを下ると、MRTスクンビット駅の入り口になります。

そして地下へ下っていくと、切符売り場がありますのでそこで切符を買いましょう。運賃は21バーツ(約74円)です。

スクンビット駅ホームでは、行く方向に注意しましょう。2番線の「To The Phra」方面に乗ります。

スクンビット駅からわずか3駅。5〜6分で着きます

タイ文化センター駅に到着!

そしたら、こちらも3番出口を目指します。

駅内もエスカレーターで登ったり歩いたりで、出口までに3分くらいはかかります。

 

3番出口を出ると正面には何もないんですが、左に進むとすぐに「ESPLANADE」という派手派手な大っきいデパートがあります。

ここの駐車場4Fからインスタ映えの絶景が見ることができるんです。

インスタ映えの夜景はデパートの上から

ESPLANADEに入店したら、エスカレーターかエレベーターで4Fに登ります。

地元のタイ人利用するローカルデパートなので、エスカレーターで登っていく間にも、明らかに写真を取りに来た観光客がいるのが前にいたり、後ろからエスカレーターで登ってくるのが分かります。

エスカレーターだと4Fまでは意外と長いです。入り口入ってすぐにエスカレーターがあったのでそのまま乗ってしまったんですが、エレベーターのほうが早いという声もあったりするので参考までに。

4Fにはボーリング場や映画館もあり、奥に駐車場があります。

しばらく歩くと駐車場の入り口に到着。

駐車場の入り口を抜けて、左にいくとけっこうな数の観光客が写真を撮っていました。ちなみにこの日行ったのが20時くらい。

それでもちょこちょこ隙間ができていて、写真を取るスペースを確保。

そして待ちに待っていた、上から見た光景がこちら♫

一眼とかで撮ればもっと綺麗に撮れたと思います(これはiPhone7で撮りました)が、控えめに言ってこの写真の10倍は綺麗です。思わず「おーっ」と心の中で叫ぶくらいの絶景。色とりどりの屋根の色もそうなんですが、それぞれのお店の照明もキラキラとしていてまるで宝石箱のよう

4F駐車場に抜ける風も気持ちよくて、ずっとここで見ていたいなと思いました

他の観光客はこの光景をバッグに自撮りしたり、カップルで思い思いの写真を撮っていたりしましたね。

ちなみにこのデパート「ESPLANADE」の営業時間は22時までです。夜景の写真を撮るといってもあまり遅くに来てしまうと夜景自体見れないので注意しましょう。

夜景を見て写真を撮ったら来た道を戻っていきます。

駅まで来たら、駅と「ESPLANADE」の間にある道を歩いていきます。観光客を中心にみんなが歩いていく方向なのでついていきましょう。

歩いていく先に、さっき見た大きなナイトマーケットの入り口が見えてきます。

タラートロットファイラチャダーは今っぽい若者向け!

タラートロットファイラチャダーが他の市場と大きく違うのが、タイの若者や観光客向けに洗練された雰囲気のあるところ。

※市場の中には露店を囲むようにビアバーや生演奏のバーなどがたくさん並んでいます。

市場というと、汚い、臭い、ゴミゴミしているというイメージがあり(逆にそれがいいという人も中にはいると思いますが)、万人受けする場所ではないところだったのが、ここの市場の雰囲気は分かりやすく言うと「お洒落でイケてる市場」といった雰囲気なんです。

それもそのはず、このマーケットのコンセプトは「アンティーク」「レトロ」「ヴィンテージ」という、従来の市場とはまったく違う志向を取り入れたナイトマーケットだから。若者や欧米人ウケの良い要素がそこかしこに見受けられます

また先述したバーが並んでるバーエリアのほかに「雑貨エリア」「ファッションエリア」「屋台エリア」と、それぞれ区画が決まっている形で営業しています。

オシャレなサンダルが180バーツ(約641円)

タイ旅行に来たら着てみたいタイパンツが100バーツ(約350円)

タイシルク100%のスカーフ・ストールも100バーツ(約350円)

全部30バーツ(約105円)のアクセサリー屋さんなんかもありました。

そしてお待ちかねの屋台エリアへ。

屋台エリアは食べ歩き用のテイクアウト専門店や、椅子やテーブルが用意されている屋台など、いろんなお店があります。

ここは食べ歩き用のお店。串焼きが1本10バーツ(約35円)〜

シウマイの盛り合わせ60バーツ(約213円)

たこ焼き風のイカ、カニカマ焼き80バーツ(約285円)

エビも食べ歩けます。150バーツ(約534円)

勇気のある方はチャレンジしてほしい、虫や幼虫の揚げたもの。値段は失念しました。

ジュースやお酒を売ってる露店も。露店でおつまみを買って、ここでビールを買って食べ歩くのも楽しいです。

我慢できずに買ってしまいました。ビール。大瓶で60バーツ(約213円)。観光客向けの市場なのに全然高くないのが嬉しいですね。

足りずに小瓶もいってしまいました。45バーツ(約160円)

喉を潤したところで、食べるところを探します。

中で食べれる屋台はどこも大盛況!

中には空いているところもあったりします。

いろんなお店があって、どれも美味しそうです。このでっかいエビは1000バーツ〜(約3500円)から調理してくれます。

中華系の料理も多かったです。ポークリブのBBQ。

そして屋台エリアを一周ぐるっと回ってみたんですが、その中で特に屋台エリアでよく見かけたメニューだったのが「koongtung」という料理です。

これは手づかみで食べるシーフード料理のこと。

いろんなお店でこの「koongtung」を扱っていて、ほとんどにお客さんがこれを食べていることから、「ここに来たらこれ食っとけ」みたいな料理なんだと思います。

ただ各店で微妙に値段が違うので、お店選びに困ります。

が、一番安いお店を発見!koongtungが299バーツ(約1066円)

なので1人ですが迷わずこの店に決めて「koongtung」をオーダー。その店でもみんなこの「koongtung」を食べてました。

そして、待つこと5分くらい。koongtungが到着!

来た瞬間「えっ!」と思うほど、けっこうなボリューム。見た目は大きいけど実際は小ちゃいみたいなのを想像していたから、そのボリュームに驚きました。

手袋をはめて、いざ食べていきます。中身はムール貝を中心にエビ、イカ、カニ、とうもろこしが入っています。具材は本当に豪華でカニの身もしっかり詰まっていて、カニ味噌も味わえてかなり美味しいです。

味は甘辛ソースでしっかりあえてあって濃い目の味付け。食べ進めていくと唇がヒリヒリとしてきます。

ですが、食事中は手袋をはめているので、ビールの瓶をそのまま持つわけにもいかず、一切飲み物を飲まずに一心不乱に食べ続けるしかありませんでした。

もしこれ食べる時は、飲み物はストロー付きの水かジュースを頼むことをおすすめします。

そして完食!

ここのお店のはMサイズが299バーツ。安かったのでボリュームは控え目なのかもしれないんですが、一人で食べるとけっこうお腹いっぱいになりました。女性の方ならMサイズでも2人でシェアするとちょうどいい量かもしれません。

両替所はないけどATMがある

マーケット内にはATMも常設してありますので、ショッピングや食事がしたいのにお金が足りない、といった状況になる心配もなく安心です。またどこの露店もかなり安いので、まとまったお金が必要になることはないと思います。

トイレもあります(有料)

マーケット内にトイレはありますが、有料です。基本は3バーツ(約10円)ですが、紙がいる場合は5バーツ(約18円)かかります。とても綺麗とは言えないトイレなので、衛生面などが気になる方は隣のデパート「ESPLANADE」のトイレを使うことをおすすめします。綺麗で涼しいですし、無料なので。

ナイトマーケットは年中無休

以前までは月曜日が定休日でしたが、マーケットの人気ぶりから今では年中無休の営業に変わりました。

また営業時間は17時〜25時まで。けっこう遅くまでやっています。

混んでる時間は20-22時くらい

一番混み合うのは20時~22時ごろです。22時頃になるとお店も閉まるところが出てきて、お客さんも帰り始めます。私が到着したのは平日の20時頃でしたが、お店はどこも大盛況でした。でもマーケットの露店は約1000軒もあり飲食店もたくさんあるので、どこのお店も座れないということはありませんでした。

ただ土日となるとまた混雑状況も変わってきます。週末のピーク時なんかは人が歩くのもままならないほど混むので、子供づれの方や、ゆっくり散策したいという方は18時ごろまでに到着するのがベストです。

そして食事やショッピングを楽しんだ後に、上からの夜景を見にいくという流れが良いと思います。

帰りも電車(MRT)がおすすめ!でも時間と混雑に注意。

帰りも電車(MRT)がおすすめです。駅の周りにたくさんのタクシーやトゥクトゥクが待ち構えていますが、メーターを使わない料金交渉が当たり前なのと、道も必ず渋滞しているので、せっかくの楽しい気分が台無しになると思うので、電車がおすすめです。

ですが、終電の時間にも注意です。MRTの終電は22時30分〜23時の間なので、電車で帰る場合は22時30分までには駅のホームにいたいところです。

また帰りの電車の切符売り場は必ず混雑します。切符を買うまでに15分〜20分くらい掛かることもあります。なので終電間際まで観光したいという方は、行きの電車でタイ文化センター駅に着いたら、帰りの電車の切符も買っておくことをおすすめします。

アクセス・地図

住所 (英語) Ratchadaphisek Rd, Din Daeng, Bangkok 10400
住所(タイ語) ถนนรัชดาภิเษก แขวง ดินแดง เขตดินแดง กรุงเทพมหานคร 10400
電話番号 092 713 5599
公式HP https://www.facebook.com/taradrodfi.Ratchada
営業時間 17:00〜25:00 年中無休

まとめ

実際に行ってみた滞在時間で言うと、夜景を見て写真を撮る 〜 雑貨やファッションエリアでブラブラお買い物 〜 屋台でご飯、といった感じで、一人でも2時間くらいはいました。

インスタ映えする夜景も見ることができて、掘り出し物やタイ旅行のお土産も買えて、そして美味しい料理も食べ歩きできる。タラートロットファイラチャダーは、タイ旅行中のスケジュールには必ず入れておいたほうがいいかなり楽しめるスポットです。

駅から近くてアクセスも抜群なので、タイ旅行中のどれかの夜に是非行ってみてください。

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