タイのヒルドイドの効果と買える場所について[在住者が教える格安店も紹介]
「タイで売っているヒルドイドは本物? 」
「ヒルドイドってどこで買えるの?」
この記事では、タイのヒルドイドについての疑問にお答えします。
私はバンコクに8年間住んでいます。
年中を通して30度を超えるタイでは、建物の中ではクーラーが寒いぐらいに効いているんです。
なので室内にずっといると乾燥が気になってきたので、タイの保湿クリームについて徹底的に調べました。
その中で、日常的に利用できる効果が高い保湿クリームとして出会ったのが「ヒルドイド」です。
日本でもモデルさんが愛用してブログで紹介したことで人気が出ましたね。
それを皮切りに、今では「ヒルドイド」は日本から遊びに来てくれる友達が必ず買って帰る「お土産の定番」の1つになりました。
そこでタイのヒルドイドを3年以上愛用している私が、ヒルドイドの効果やお得に買える場所などを紹介していきますね。
タイで売っているヒルドイドは本物です
初めにお伝えしておくと、タイで販売されているヒルドイドは本物です。
日本だと処方箋がないと買えないヒルドイド。
だから「タイで売ってるのって偽物じゃないの?」なんてことも聞かれるんですよね。
ですが、タイでは処方箋無しでヒルドイドが購入できるんです。
ドラッグストアや街の薬局などの店舗で購入した商品は間違いなく本物です。
ただ市場や屋台で売られていることもありますが、そちらは本物ではないかもしれません。
タイのヒルドイドの種類と成分について
タイのヒルドイドクリームは赤・青(フォルテ)の2種類あります。
ずばり保湿成分の含有量の違いです。
保湿成分のヘパリン類似物質が多く含まれている青(フォルテ)の方が保湿効果が期待できます。
タイのヒルドイドは値段が格安
※1バーツ=3.2円
赤 | 青 | |
ヘパリン含有量 | 0.3% | 0.445% |
形状 | クリーム | クリーム |
10g値段 | 85THB(約270円) | 120THB(約380円) |
20g値段 | 130THB(約400円) | 200THB(約640円) |
40g 値段 | 210 THB(約670円) | 295THB(約940円) |
一番有名なヒルドイドクリーム(赤・青)の他にも、ジェルタイプの「HirudoidGel」、ローションタイプの「HIRU SOFT」など他製品もあります。
ちなみに日本でもアマゾンなどでは購入できます。
ですがタイで購入する価格よりも3~4倍も高いので、タイで買ったほうが断然お得です。
タイのヒルドイドを3年以上愛用している使用感と効果
わたしもタイのヒルドイドを愛用している一人。
夜、寝る前にヒルドイドを塗った翌朝は肌のもちもち感に驚きます!
日本ではアトピー治療に使用されるほど保湿力は抜群ですが、赤ちゃんにも使用できるくらい毒性はありません。
朝・夜ともに使用しても良いですが、私は夜のケアで使用しています。
化粧水をたっぷりしみこませた後にヒルドイドでしっかり保湿を行っています。
日本への一時帰国中に、自分用のヒルドイドを忘れてしまった時には肌の乾燥が気になりすぎて、お土産用に購入していたヒルドイドに手を出してしまいました。
それぐらい、私にとっては手放せない美容品です!
かれこれ3年以上愛用しているのですが、「赤」を日常的に愛用、肌の揺らぎや乾燥が気になる時には「青」に変えるように使い分けています。
実際のつけ心地は、べたつく感じもなく塗った後はさらっとした感じです。特に気になる臭いもありません。
元々、敏感肌で香料が強い化粧品だとかぶれることもあった私ですが、3年以上愛用しても肌トラブルは起きていません。
使い続けることで、目じりの小じわやほうれい線が薄くなり、小鼻横の毛穴や頬のニキビ跡が目立たなくなってきた気がします。
ちなみに、ヒルドイドですが大々的に広告宣伝をしている訳ではないので、意外とタイ人には知られていません。
もしくは、知っていても一般的なタイ人からすると価格が高いので気軽には買えないようです。
ただし、美容系のYoutuberが紹介しているので、美にこだわりがあり、収入に余裕あるタイ人の中には使っている人もいるようです。
女性へのお土産で渡すと必ず喜ばれます
ヒルドイドは、今ではタイのお土産として必ず買うべきアイテムの1つです!
ただ3年前までは信頼性が低くて抵抗があるという人も多かったんです。肌につけるもので東南アジアの美容用品というだけで。
しかしここ数年は、有名モデルが愛用していることから日本でヒルドイドが有名になり、「モデルの〇〇が愛用している」と言ってからヒルドイドを渡すとほとんどの女性が喜んでくれるようになりました。
美容情報や新しい情報に敏感な人であれば、説明しなくても「ヒルドイド」を見ただけで喜んでくれます。
特に、3年前に美容好きな友達に渡したらとても気に入ってくれたので、毎回一時帰国時にはその子用に10本ほど購入して帰っています。
それでも使い切ってしまった時には、値段が3~4倍する日本のオンラインショッピングで手に入れているほど気に入ってくれています。
タイのヒルドイドはどこで買える?
街中のスーパーマーケット(BigC・TESCOなど)やドラッグストア(Watosons・Bootsなど)なら基本的にどこでも売っています。
定番土産なので、ドラッグストアには必ずありますが、人気が高いのでサイズによっては売り切れていることもあります。
また通販では、オンラインショッピングサイト「Shopee」「Lazada」でも販売しています。時期によってはこちらも売り切れていることがあるようです。
スワンナプーム、ドンムアン空港でも売っています
「滞在期間中に買い物へ行く時間がなかった。」
「うっかり買い忘れてしまった」
「もっとたくさん買っておけばよかった」
日本へ戻る飛行機を待っている間に、こんなことを思っても大丈夫です。
バンコクのスワンナプーム空港、ドンムアン空港のドラッグストアでヒルドイドが購入できます。
出国前にも後にもドラッグストアがあるのでチェックしてみてください。
ちなみにバンコク以外でも、国際空港であればほとんど薬局・ドラッグストアがあるので見てみると良いでしょう。
ヒルドイドが安く買えるところ
そもそも値段が安いタイのヒルドイドですが、さらに格安で買えるところがあります。
私の中でバンコク市内で一番安く買えるところだと思うのが、MRT駅のシーロム・BTSサラデーン駅近くにある薬問屋「Chula Bhesaj Pharmacy」です。
地図ものせておきます。MRT駅のシーロム・BTSサラデーン駅からは4、5分くらいで着きます。
赤のフォルテ40gが通常だと210THBなんですが、ここでは190THBで購入することができます。
定価よりも20THB(約60円)ほどお得になります。
薬の問屋なんですが、一般のお客さんでも購入することができます。
私はお土産として20本以上購入するのと、他の美容系商品(まつ毛が伸びる目薬アビガンなど)も購入するので、一時帰国前には必ず立ち寄っています。
タイのヒルドイドの注意点
ヒルドイドは日本では処方箋がないと買えない商品なので、気をつけるべき点もまとめてみました。
① 使用期限について
購入する際に気になるのは、使用期限ですね。期限は底面に記載されており、製造から約3年です。
年月日の順番が日本とは逆で、左から日、月、年で書くのがタイでは一般的です。
製造: 6.2019
期限: 6.2022
と書いてある場合は、2019年6月に製造され、2022年6月が期限だと思ってください。
ただし、開封前の状況の期限になるので開封してしまった後は早めに使い切ることをおすすめします。
② 副作用について
副作用については、ほとんどないと言われています。
ヒルドイドは赤ちゃんの肌治療や、アトピー性皮膚炎など肌の弱い方への治療薬として使われているので、安全性が高いクリームです。
また私も3年以上使っていますが、使用を止めたときも肌がボロボロになるというような中毒性もありません。
変な使い方をしない限りは心配することはないと思いますが、気になる方は掛かりつけのお医者さんに聞いてみてください。
③ お土産で買うのは何個までOKか(税関)
お土産で何個まで持って帰れるかも気になるところですね。
私が一時帰国する際には、赤10個、青10個の合計20個ほど購入して持ち帰りますが、これまで止められたことはありません。
50個、100個とあまりにも多い数を持ち込むと、お土産用ではなく販売目的と思われてしまい、関税がかかる可能性があります。
タイ在住8年の私の周りでもヒルドイドクリームの持ち込みで税金を払ったという話は聞いたことがないので、2.30個以内であれば問題ない範囲ではないでしょうか。
まとめ
タイのヒルドイドは処方箋なしで買うことができて、しかも格安で販売されています。
自分用に使う分、また友達にお土産で渡すと必ず喜んでくれます。
ドラッグストアやスーパーに行けば必ず置いてあるので、ぜひチェックしてみてください。